• SHOKAMA FUTURE MEETING
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湘南鎌倉未来会議

中期ビジョン達成に
向けた
構想を
若手職員が語る。

湘南鎌倉総合病院の病院事務では
「神奈川県で一番選ばれる病院」という
中期ビジョンを掲げています。

この中期ビジョンの達成要件として
掲げているのが、
「求職者」「患者様」「企業」
「地域」「医療機関」「職員」
から選ばれるということ。

なかでも特に病院の収益に直結し、
新しい価値を生み出す源泉となる
「求職者」「患者様」「企業」をテーマに、
若手職員による未来会議を開催しました。

MEETING MEMBER 会議に参加する若手職員

  • Sayaka Fukuzono
    Member 01
    • #2022年入職
    • #メディカルクラーク課

    循環器の外来を担当している新卒2年目の職員。患者様の受付対応や診察の予約、医師と連携し、診断書などを作成する業務を担う。

  • Yutaka Hattori
    Member 02
    • #2020年入職
    • #病院デザイン室
    • #副主任

    経営の視点から病院全体を見渡す、事務長の右腕。医療体制の改善や課題点を発見し、企業や行政と連携しながら解決策を導き出す仕事を担う。

  • Mayumi Takahashi
    Member 03
    • #2019年入職
    • #国際医療支援室

    米軍施設関係者や旅行者、近隣に在住する外国人患者様が安心して医療を受けられるように、通訳や翻訳を通して、受診を支援する業務を担う。

世間的にはまだまだバックヤードの印象が強い病院事務。求職者の幅を広げていくためには、そのイメージを覆していく必要があります。

病院事務を
志望する学生
増やすためには?

福園

私、入職するまで病院事務がここまで幅広い仕事をしているなんて、想像もしてなかったんです。医療体制のデジタル化を推進したり、テレビや雑誌の取材に対応する広報が存在していることに、すごく驚きました。

服部

病院事務だけで、20種類以上の職種があるからね。今いる職員のほとんどが、福園さんと同じことを思ってたんじゃないかな(笑)。僕もそうだったよ。

高橋

そもそも病院って、医師や看護師が働く場所というイメージが強いですもんね。

福園

そうなんです。就職活動を始める段階で「事務」を志望する人はいても、「病院事務」はあまりいない。医師や看護師と同じように、小さい頃から存在を知れたら、病院事務という選択肢を挙げる人がもっと増えるんじゃないかなと。

服部

確かに。高校生、中学生…いや、小学生くらいから病院事務の仕事を知ってもらうことが、重要かもしれないね。例えば、鎌倉市の小学校を中心に職場体験や病院の見学に来てもらうとか、どうだろう?

福園

いいですね!医療に直接関わる医師や看護師と違って、病院事務なら実現できると思いました。好奇心の強い小学生の時期に、普段見れない病院の裏側を見れたら絶対にワクワクしますし、将来の選択肢が広がるいい機会になります!

高橋

医師や救命士のように、地域のイベントに参加するのもいいかもしれません。病院事務が新しいテクノロジーで病院を変えようとしている事例を、もっと発信してもいいと思います。

服部

行政や企業と連携して、ロボット技術の実証実験に力を入れている事例はどうだろう。院内を案内するロボットや患者様を搬送するロボットなど、先進技術を導入して業務を改善するプロジェクトは、僕自身もワクワクして取り組んでいます!

福園

ロボット技術の実証実験は、私も魅力を感じたプロジェクトです!医療の質を高めるだけでなく、業務効率によって職員の働き方改革にも繋がる取り組みですよね。病院事務のイメージを変えるためにも、行政や企業との会議に学生も参加する場を設けてみましょう!

高橋

事務仕事だけでなく、病院の戦略的な仕事も担っている事実を体験してもらうのはいいですね。医療の裏側で、病院の「頭脳」として活躍している一面が伝われば、病院事務の重要性や仕事の面白さに、学生も興味を持ってくれるはずです!

病院の頭脳
であることを
学生に
体感してもらう。

裏方のイメージが強い病院事務ですが、湘南鎌倉総合病院の病院事務は、行政や企業と協力して院内にロボット技術を導入するなど、医療体制に革新をもたらそうとしています。職場体験や地域のイベントを通して、病院の戦略や経営を担う重要な役割をより深く理解してもらい、学生が湘南鎌倉総合病院の病院事務を目指す未来を築いていきます。

何かあった時に湘南鎌倉総合病院が真っ先に浮かんでもらうこと。医療の質だけではない価値を、病院事務から生み出さなければいけません。

待ち時間
充実させる
新たな施策とは?

福園

日頃、窓口に立っていて気になるのが待ち時間ですね。医師や看護師が医療を提供するまでのあの時間って、患者様に価値提供できていない時間でもあるので…。テラスやレストランなど、院内で快適に過ごしてもらえるような取り組みはあるものの、さらに良くしていきたいです。

高橋

そうですよね。例えば、待ち時間がわかるようになれば、患者様の心理的な負荷がもう少し軽減されると思うんですが、どうでしょうか?

服部

実は待ち時間を可視化する取り組みは、すでに始まってはいるんです。ただ、電子カルテとシステムの連携、どんなアプリを活用するかなど、精査する項目がかなり多くて…。今すぐの実現は難しいですが、そう遠くないタイミングで導入ができる見込みです!

福園

実現できると、患者様もかなり安心ですよね!

服部

ただ、この仕組みを構築した先で起こる課題もすでに見えていて…。例えば、待ち時間が「3時間」って表示されたら、どう思いますか?

高橋

う〜ん…やっぱり待つことのストレスは、あまり変わらないかもしれません。「待ち時間を伝えること」とは別に、「待ち時間の過ごし方」を提供する必要もありそうです。

福園

「待ち時間を心地よくする」という発想ですね!例えば、1時間に1杯、ドリンクを無料で飲める仕組みとかどうですか?待合室で待ち続けるって、息が詰まるじゃないですか。院内のテラスで一息入れられる時間を提供できれば、患者様もリフレッシュできるかなと思いました。

服部

いいアイデアだね!リフレッシュできる場所か…あっ!銭湯とかどうかな?

福園

病院に銭湯なんて聞いたことないです(笑)!面白そう!

服部

実は、ある病院では入院患者様限定だけど、導入しているケースもあるみたい。これを外来患者様も対象に取り組んでみるのもいいかなと。もちろん、患者様の病状によって利用者は限られてしまうけど、病院と親和性が高い施設になるんじゃないかな。

高橋

医療とはまた違った形で、患者様を癒すことができると思います!他にも、今定期的に開催しているコンサートを毎日実施できるようになれば、待ち時間が少しリッチになるかもしれません。毎日異なるジャンルの生演奏が楽しめる病院なら、定期検診に通う大変さも緩和できそうです。

福園

院内にエンターテイメントの要素をたくさん設置すれば、診察の日以外でも通いたくなるような病院が作れるかもしれません!病院という施設自体をそんな空間に変えることができたら、医療以外の時間でも患者様に価値を提供していけますね!

病院で過ごす
全ての時間を
快適にさせる。

多くの病院で課題になっている待ち時間の長さ。特に湘南鎌倉総合病院は、“断らない医療”を掲げているだけに、外来患者様も救急患者様も数が多いことが特徴です。そのため、診察時間が読みにくい病院とも言えます。待ち時間を可視化するサービスの導入を進めつつ、さまざまな体験ができる空間を作ることで、
院内での時間を価値あるものにしていきます。

医療現場のDX化やロボットの実装プロジェクトなど、社会に影響を与えられる医療を実現するためには、企業と手を取り合うことが必要不可欠です。

企業と一緒に
病院を変えていく
取り組みとは?

高橋

高精度放射線治療やロボット手術など、企業と協力しながら最新の医療技術の開発に取り組んでいるのは、湘南鎌倉総合病院の強みですよね。

服部

近年、新しい医療を積極的に導入する病院としてのイメージが強くなっていると思います。SNSなどを活用して、さらに強化していきたい部分ですね。

福園

医療技術の向上だけでなく、DX化推進の事例など、バックヤードの業務革新も伝えていくべきだと思います。最近導入した「AI電話」もすごかったじゃないですか!これまで患者様からの電話が混雑していて対応しきれていませんでしたが、導入後、無事に繋がるようになりました。病院を運営する面でも、企業と連携することは重要だと思います。

服部

確かに。医療技術だけが病院の課題じゃないよね。一般的に、病院の課題は医療技術で解決するもの、という印象が強いのかもしれない。企業側にとっては、このイメージが病院と接点を持つ上で、障壁になっている可能性が十分にあり得るね。

高橋

医師や看護師のスケジュール管理、医療資材の管理など、一般企業と近しい課題も多いですもんね。でも、バックヤードにある課題は、病院の裏側を知る私たち病院事務からでしか発見できないことでもあります。

福園

そうですね。同じ病院内でも、各診療科によって業務のルールも異なるくらいなので、外部からはもっと見えにくいはず。自分たちのニーズを私たちから企業に伝えていく必要がありますね。

服部

そうだね。あとは、設備投資にかかるコストの課題を比較的クリアしやすい病院であることも、企業にアピールしていくべきだと思う。

福園

どういうことですか?

服部

病院というのは基本的に、病床数によって売上の上限が決まるんです。なので、そもそも規模の大きな病院でなければ、新しい技術への投資に踏み切りにくい背景があります。加えて、実現するためには病院や企業だけでなく、行政からの補助金や支援を必要とする場合も多い。そう考えると、湘南鎌倉総合病院は行政とのパイプも強く、病院の規模感としても設備投資がしやすい病院なんです。

高橋

なるほど!企業と連携して新しい技術を開発・導入していくことは、私たちが湘南鎌倉総合病院だからこそできることだし、率先して取り組むべきこととも言えるんですね。

服部

そうなんです。僕たちが先頭に立って、企業と一緒に課題解決のモデルケースを作っていくことは、他の医療機関の業務を改善していくことにも繋がります。僕たちから企業を巻き込むつもりで、もっとアピールしていきましょう!

企業を巻き込み
業界を変える
挑戦をする。

医療技術の向上だけでなく、病院のバックヤードに潜む課題を解決することも、医療の質を高めることに繋がります。そしてその役割は、大規模な湘南鎌倉総合病院だからこそできること。企業と一緒に業務革新を起こすことができれば、日本の医療現場にもその技術を広めていけます。病院事務から企業を巻き込み、医療業界に感動を生み出していきましょう。

構想で終わらせない。
神奈川県で
一番選ばれる
病院
になるために。

中期ビジョン達成に向けて、様々な角度から議論を交わした湘南鎌倉未来会議。掲げるだけなら、誰にでもできること。湘南鎌倉総合病院の病院事務たちは構想を、ただの構想で終わらせません。神奈川県で一番選ばれる病院の実現に向けて、すでに動き始めています。

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